歩粉の焼き菓子レシピノート
すでに発売して
1週間以上経ってしまったのですが
構成・取材を担当させていただきました
磯谷仁美さん著
『歩粉の焼き菓子レシピノート』
(主婦と生活社)
全国書店にて、好評発売中です。
焼き菓子好きにはおなじみ
恵比寿にあるデザートのお店
「歩粉」で実際にサーブされた、
(そして今もされている)
過去・現在の名作お菓子たちのレシピ41を
収めた1冊です。
私が子どもの頃とくらべると
日本のお菓子作りのレベルは
全体的にぐぐーっと上がっていて
世の中に「おいしいお菓子」を作る方は
本当に、たくさんいらっしゃいます。
けれど
「記憶に残るお菓子」
「感動させてくれるお菓子」
を作れる人は、
実は、そんなに多くはないと思うのです。
著者の磯谷さんは、
まぎれもなくそれができるひとり。
それは、今まで「歩粉」を訪れた
お客さまたちにも
大きくうなづいてもらえることなのでは
ないでしょうか。
ざっくりした食感と粉の風味のバランスが
絶妙なスコーンや
ふっくらどっしり、懐の深いバターケーキたち
それぞれの素材の旨味が
しっかり味わえる、もっちりシフォンケーキなどなど。
どれもこれも
ひと口食べると
ふわ~~としあわせな気分が広がって
自然と笑顔が浮かんできます。
舌と胃袋だけではなく、
心までたっぷり満たされる味わいなのです。
素人の、浅はかな考えですと
例えば「カトル・カール」のように
お菓子には「定説」「定番」となるようなレシピがあって
オリジナルのレシピと言っても
例えば粉の配合をちょこっと変えたり
ドライフルーツやスパイスやナッツなど
サブ的な素材を工夫したり
そんな程度しかオリジナリティって
出せないんじゃないかな~~と
思いがちなのですが
本の制作期間中
磯谷さんのお菓子の発想法や
実際に作っている姿を拝見していると
「お菓子というものには
まだまだフロンティアはあるのだなあ!」
と、何度も新鮮な驚きを覚えました。
それは磯谷さんが
頭で考えたセオリーにしばられるのではなく
自分自身の「おいしい」の感覚に素直に
お菓子づくりを続けているからなのではないかな~と
思います。
そして本が完成するまでに
何度となく打ち合わせを重ねてきましたが
そのたびに感動したのが
磯谷さんの
「お菓子を存分に楽しんでもらいたい!」
という温かなホスピタリティ。
試食用の小さなケーキの切れ端も
必要があれば
オーブンできちんと温めてくれて
とてもかわいく器に盛り付けて出してくれる。
お菓子と相性のいい飲み物を用意してくれる。
小さなことですが
こういうことの繰り返しで
「歩粉」のお菓子のおいしさは
作られていったのだなあ……と、実感しました。
本書は、そんな「歩粉」のおいしさの秘密が
ぎゅっと詰まった1冊。
今まで門外不出?だった
あのお菓子やあのお菓子のレシピも
大公開しております。
デザインは高市美佳さん、
写真は清水奈緒さん。
お菓子作りが好きな方
歩粉のお菓子ファンの方
本屋さんでぜひ手に取ってみてくださいね。
先週の水曜日には、出版記念イベントも
開催いたしました。
「歩粉」ファンの方々がたくさん訪れてくださり
お店と磯谷さんが、いかに愛されてきたかを
垣間見せていただき
お手伝いをしていた私も
大感動……。
ご足労いただいた方々には
本当にありがとうございました。
お店でも、引き続き
本は販売するようですので
ご覧になってくださいね。
※2012年12月24日追記
本書35ページほかで使用している
バットのサイズに誤りがありました。
正しくは以下の通りです。
お詫びして訂正いたします。
誤「21×16.5×深さ3cmのバット1枚分」
(キャビネサイズ)
↓
正「24×19.5×深さ3.5cmのバット1枚分」
(21取サイズ)
すでに上記のキャビネサイズのバットをご購入済の場合は
該当ページの材料の分量を0.6倍してお作りください。
【該当ページ】
35~38ページ ごぼうとナッツのダブルキャラメルケーキ
40~41ページ かぼちゃとくるみのケーキ
42~45ページ チョコとラズベリーのコブラー、キャラメルりんごのコブラー
50~51ページ ホワイトブラウニー
52~53ページ オレンジチョコブラウニー、ラムフルーツチョコブラウニー
92~93ページ いちごと豆腐のティラミス
私たちの不注意で、
本をお買い上げいただいた方々に
多大なるご迷惑をおかけしてしまい
本当に申し訳ありませんでした。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
1週間以上経ってしまったのですが
構成・取材を担当させていただきました
磯谷仁美さん著
『歩粉の焼き菓子レシピノート』
(主婦と生活社)
全国書店にて、好評発売中です。
焼き菓子好きにはおなじみ
恵比寿にあるデザートのお店
「歩粉」で実際にサーブされた、
(そして今もされている)
過去・現在の名作お菓子たちのレシピ41を
収めた1冊です。
私が子どもの頃とくらべると
日本のお菓子作りのレベルは
全体的にぐぐーっと上がっていて
世の中に「おいしいお菓子」を作る方は
本当に、たくさんいらっしゃいます。
けれど
「記憶に残るお菓子」
「感動させてくれるお菓子」
を作れる人は、
実は、そんなに多くはないと思うのです。
著者の磯谷さんは、
まぎれもなくそれができるひとり。
それは、今まで「歩粉」を訪れた
お客さまたちにも
大きくうなづいてもらえることなのでは
ないでしょうか。
ざっくりした食感と粉の風味のバランスが
絶妙なスコーンや
ふっくらどっしり、懐の深いバターケーキたち
それぞれの素材の旨味が
しっかり味わえる、もっちりシフォンケーキなどなど。
どれもこれも
ひと口食べると
ふわ~~としあわせな気分が広がって
自然と笑顔が浮かんできます。
舌と胃袋だけではなく、
心までたっぷり満たされる味わいなのです。
素人の、浅はかな考えですと
例えば「カトル・カール」のように
お菓子には「定説」「定番」となるようなレシピがあって
オリジナルのレシピと言っても
例えば粉の配合をちょこっと変えたり
ドライフルーツやスパイスやナッツなど
サブ的な素材を工夫したり
そんな程度しかオリジナリティって
出せないんじゃないかな~~と
思いがちなのですが
本の制作期間中
磯谷さんのお菓子の発想法や
実際に作っている姿を拝見していると
「お菓子というものには
まだまだフロンティアはあるのだなあ!」
と、何度も新鮮な驚きを覚えました。
それは磯谷さんが
頭で考えたセオリーにしばられるのではなく
自分自身の「おいしい」の感覚に素直に
お菓子づくりを続けているからなのではないかな~と
思います。
そして本が完成するまでに
何度となく打ち合わせを重ねてきましたが
そのたびに感動したのが
磯谷さんの
「お菓子を存分に楽しんでもらいたい!」
という温かなホスピタリティ。
試食用の小さなケーキの切れ端も
必要があれば
オーブンできちんと温めてくれて
とてもかわいく器に盛り付けて出してくれる。
お菓子と相性のいい飲み物を用意してくれる。
小さなことですが
こういうことの繰り返しで
「歩粉」のお菓子のおいしさは
作られていったのだなあ……と、実感しました。
本書は、そんな「歩粉」のおいしさの秘密が
ぎゅっと詰まった1冊。
今まで門外不出?だった
あのお菓子やあのお菓子のレシピも
大公開しております。
デザインは高市美佳さん、
写真は清水奈緒さん。
お菓子作りが好きな方
歩粉のお菓子ファンの方
本屋さんでぜひ手に取ってみてくださいね。
先週の水曜日には、出版記念イベントも
開催いたしました。
「歩粉」ファンの方々がたくさん訪れてくださり
お店と磯谷さんが、いかに愛されてきたかを
垣間見せていただき
お手伝いをしていた私も
大感動……。
ご足労いただいた方々には
本当にありがとうございました。
お店でも、引き続き
本は販売するようですので
ご覧になってくださいね。
※2012年12月24日追記
本書35ページほかで使用している
バットのサイズに誤りがありました。
正しくは以下の通りです。
お詫びして訂正いたします。
誤「21×16.5×深さ3cmのバット1枚分」
(キャビネサイズ)
↓
正「24×19.5×深さ3.5cmのバット1枚分」
(21取サイズ)
すでに上記のキャビネサイズのバットをご購入済の場合は
該当ページの材料の分量を0.6倍してお作りください。
【該当ページ】
35~38ページ ごぼうとナッツのダブルキャラメルケーキ
40~41ページ かぼちゃとくるみのケーキ
42~45ページ チョコとラズベリーのコブラー、キャラメルりんごのコブラー
50~51ページ ホワイトブラウニー
52~53ページ オレンジチョコブラウニー、ラムフルーツチョコブラウニー
92~93ページ いちごと豆腐のティラミス
私たちの不注意で、
本をお買い上げいただいた方々に
多大なるご迷惑をおかけしてしまい
本当に申し訳ありませんでした。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
by noricoco0427
| 2012-11-18 22:19
| 仕事