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憧れの福島屋

9月某日、念願の
羽村市にあるスーパー、福島屋さんに
行ってきました。

「東京の西に、どうやらすごい
スーパーがあるらしい」と噂を聞いたのは
いつだったか……
ずっと「一度行ってみたいなー」と
思っていたのでしたが
先日、ついに実行いたしました。

ご案内は某大人気菓子の作り手Nさん。
同行者は料理研究家のMさん。
豪華なツアーでありました。



青梅線の羽村駅を降りて
徒歩6~7分ほど。
通りを挟んだ間にお店が数店舗並びます。
本艦のスーパーに、
レストランカフェ、生花店などなど。

まずはレストラン「ZONAVOCE」で
お昼ごはん。
倉庫のような天井の高い
レンガづくりの建物の中央に
直径5~6メートルほどの薪窯があります。
NさんとMさんはピザ、
私は手打ちパスタのセットをいただきました。
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セットにすると
バイキングの天然酵母のパンと
オーガニック野菜のサラダ、飲み物は
自由に取り放題です。
パスタは福島屋が田村製麺という会社と
共同開発をした生パスタでした。
おいしかった!

トマトはちゃんと甘酸っぱく
サラダのキャベツや新たまねぎは
パリパリ。

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生花店の様子も
何だか、いいのです。


そして、スーパー。
主婦魂がさく裂して、一体何を
どこから買っていいのか、
目移りして大変なことに。

ひとつひとつの棚、コーナーに
仕入れ担当者の愛が感じられるのです。
資本力とネームバリューにまかせて
「高くていいもの」だけを集めた
高級スーパーと違い
(高いものがおいしのは、当たり前ですものね)
例えばサッポロ塩ラーメンもあるけれど
オリジナルの乾麺もあり
イタリアのオーガニックのパスタもありといった具合に
生活者であるお客さんに「選ぶ幅」がきちんと
用意されている。

だけど随所に
「これって、おいしいんですよ~ムフフ」と
語りかけてくるようなトラップがあり……
狩猟本能が刺激されるのでありました。


たとえるなら、素敵な本屋さんにいるような。
いい本との出会いをくれて
でも定期的に買っている
雑誌とかもちゃんと置いていてくれて
棚全体からは、その店のポリシーと
本への愛が伝わってくる。

そういうお店にいると
本当に気分が高揚しますよね。
ご近所さんが、すごくうらやましい。



私は荷物の重量をさんざん悩んで
オリジナルの乾麺、ポン酢、ミニサイズのお米
練り物、トマト、ジュース、ロールケーキ、
かつおぶし、ゼリー、米菓子などを
フリーダムに購入して帰ったのでしたが
家に戻ってから
「なぜ、腕がちぎれてもいいから、
もっと買ってこなかったのだろう…」と
大いに後悔しました。


Nさんはご自宅や職場から
自転車で行ける距離にある立川店を
デイリーに愛用していらっしゃるそう。

震災後、計画停電などがあった時期
他のスーパーは品薄になり
ガラガラの棚を見てさみしい気持ちに
なったりしたらしいですが
福島屋は自社企画製品がとても多いので
棚はいつでも充実して
変わらぬ姿でお客さんを迎え入れてくれたので
心からほっとしたとのこと。

いい話ですね。

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くだものとクリームたっぷりの
ロールケーキと
友人間で話題になった
石釜焼カリカリクッキーと
福島屋の社長さんの本

本読んで、
人気店の秘密を、学ぼうと思います。
by noricoco0427 | 2011-09-16 13:57 | 暮らしまわり